「…とりあえず静かにしとけ。
長州の奴等も騒ぎをおこすかもしれな
「さぁ行くぞ左之!平助!」
「…テメェら死んでこい」
怒る土方にケタケタ笑う三馬鹿、クスクス笑う沖田さん、ずっと黙っている丞。
「大丈夫大丈夫〜。
俺達強いからサっ。
な、土方さん」
何故だかそう言う永倉さんが…というか三馬鹿がカッコよく感じた。
こう、キリッとしたオーラみたいな?
流石、無駄にカッコいい奴等だけあるわ。
「…しょうがねぇな」
「うわっ、いいんスか!?」
「ダメっつったって行くだろが」
「流石土方さん、良くわかってらぁ!」
「っしゃあ、行くぞぉー!!
総司に愁、土産待ってろよー!」
バタバタバタタタ…
……。
「「プッ」」
「笑うなソコ2人」
「……」
「テメェも無言で肩震わせてんな山崎!」
ったく。
そう言いながら土方は煙管を口にくわえた。