ワケがありまして、幕末にございます。





「新八っちゃーん」


「よぉ愁…ってお前いつからそう呼ぶようになったっけ」


「ん?
井戸に放り投げてから」


「(…思い出したくもねぇ)」




新八の苦虫を噛み潰した様な顔が面白い。




「ハハッ。
あん時はごめん」


「…いーけどよ。

なんか愁変わったな〜」


「…そう?」


「まぁ土方さんも変わったけど。
なんとなく最初より明るい感じ。
今の方が好きだな、俺」




最初は幕末だって信じたくなかったし、来たばっかでピリピリしてたからな。




「なになに〜?
新八っつぁん愛の告白〜?」


「バカか!
違ぇよ!!」


「あははははは…―」