ワケがありまして、幕末にございます。





「京都中に火が回ったら、一体何人死んでしまうのでしょうね〜」


「総司、てめぇ…!!」




今にも沖田さんに掴み掛かりそうな土方、その物凄い剣幕に止められない近藤さんと山南さん。



しょうがない、そろそろ宥めさせてやろうか…。



スパァン!!とベタに勢いよく障子をあけ、土方に飛び蹴り。



げし。

なんて素朴な効果音を付けたりして。




「なっ!?いちむ
「落ち着け土方」




鼻息が荒いし。



手を土方の目の前に出す。




「まだそうなるとは決まったわけじゃない。
其れを阻止するのか新撰組だろ?

現に巡察増やしたおかげでこの情報を知れたんだ。
その情報をもっと利用しなよ」




騒ぐよりやることがある事があるハズだ、と。

な?不適に笑って見せた。




「あぁ…、悪ぃ」




やっと本当に頭が冷えたみたいだ。


全く手のかかる。