ワケがありまして、幕末にございます。







アタシは小姓で巡察に出てない代わりにこんな仕事を任されたのですが。



女ってバレる率も急激に増加しました。




くそぅ、ハゲろ土方。




「あー市村が女だったらな〜」


「傷広げてあげましょうか?」


「…こんな奴が女なワケねぇな」




いたら女不信になりそう、と谷さん。


すみませんね、こんな女で。




「俺は…イケる!」




グッと拳を握る鈴木さん。


変態確定だな。




「あ、でも武田には気を付けろよ」


「武田、さんですか?」




確か五番隊組長で、




「男色疑惑あるからな!」


「まぁお前もそっちなら止めねぇけど…」


「俺は女派です」




女としてなら好きになるのは男ですけれど。




「ハハハッ、だよな〜」


「此処は男ばっかだからそういうのもしょうがねぇけど、」


「「やっぱ女っしょ」」





この変態'sめ。