「可愛いとかうれしくねぇよ」

「そ?じゃあいこっか♪」
「お~」


2人でいっぱい見て、一緒の時間を楽しんだ。



あっというまにお別れの時間。



家の近くで足を止める。

「鈴…?」

「吉岡くん離れたくないね?」


「そだな」

吉岡くんは優しく見つめてくる。


「鈴好き?」

「うん。好き」

するとニコって笑ってくれた。

「鈴が好きでいてくれるなら明日も明後日も2人で会える。だから離れてもまた会えるよ?」

「わかってる…。」