世界のすべてが敵に回ったとしても

 「お前と戦うのはまた今度さ」







 「なんで・・・?」









 「怪我してるやつに勝っても、笑いものになるだけさ。でも、またいつか・・・。いつか治ったら、その時は戦おう」








 「よく、勘違いをする人がいます・・・。倒すべき敵を倒さずに情けをかけた・・・命だけは、見逃そう・・・などと」









 「それでもいいさ・・・」