世界のすべてが敵に回ったとしても

 「戦うって、お前もっと罪重ねる気か?」






 「ふふっ・・・」






 僕は不敵に笑う。







 「今は徳川家に勤めてるんでしょう?」








 僕は、最低だ。









 彼女を、戦いの動機にした。








 「僕が負けたら、哉の居場所を教えるよ」








 驚いたかな?








 でもね、神。








 僕は戦いたいんだ。