世界のすべてが敵に回ったとしても

 一歩も動こうとしない佐助さん。








 「佐助さん・・・。彼方が本当に僕を護りたいなら、逃げて・・・」









 「何?」








 「あなたにだけは生きてほしい、それが僕の願いだから!お願いします!!」