金髪彼女と黒髪少年




「ぁ、先生用事があったの少し待ってて」
と先生が保健室を出て行った。



「あんた名前は?」

「鐚銭 崇です…」

「変な名前。まぁいいわ」



僕が何も言わずにいると彼女は呟いた。



「その……悪かったわね…」

「ぃえ、全然大丈夫です」



少ししてまた彼女の口が開いた。