「そしてもう1つ・・・・。
颯斗をあきらめないで・・・
あたしは無理だった・・・

でもあんたなら・・・・
颯斗を幸せにできるかも・・・

ううん・・・
あたしじゃないなら
あんたじゃないと・・・・//」



言うのすごく辛いよね・・・
だって強い由奈ちゃんが
泣いちゃってる。



こんなに傷つけるなら
あたしの恋は実らないで
静かに終わる方が・・・//



「違うんだよ・・・」



由奈ちゃんが
涙を浮かべながらも
あたしに真剣な眼差しで
想いを伝えてくる。



「え・・・?」



「傷つけたんだから
その分幸せになってよ・・・

じゃなかったらあたしは
いつか別れる人のために
自分の恋あきらめるの・・・?」



そうだよね・・・・
由奈ちゃんがそれを望むなら
あたしは頑張るから。



「はぁ・・・。
あんたがもっともっと
嫌な奴ならこれから先だって
邪魔したくなるのに・・・・

あたしね
あんたのこと大好きだから」



だめだ・・・・
我慢してたのに・・・//



「うぅ・・・
ゆ・・ゆ・・にゃぢゃんッ//」



すると由奈ちゃんは
笑いながら抱きしめた。



「汚い顔だなぁ・・・
もうよしよし・・・//」



あたし、由奈ちゃんのこと
初めは好きじゃなかったけど
今は大好き・・・・!!






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