「うるせーなー。
お前こそ・・・・常識考えろ
マジうぜー」



長谷川は
そのまま部屋に入った。



「ごめんね!!
あたしのせいで・・・・」



由奈ちゃんが
自分を責めている。



由奈ちゃんは悪くないよ・・・
悪いのはあたし。



「あたしだよ・・・悪いの。
いつも長谷川を怒らせる。
バカだなぁ・・・あたし。」



すると
由奈ちゃんは悲しい顔をした。



「あたしはうらやましい。
だって・・・颯人がそんなに
感情的になってるの・・・
あんたくらいだよ・・・

あたしなんて
気遣われてるだけだから。」



え?
そんなに傷つけてたの??



ごめん・・・・。
ホントごめん。





「あたし・・・・
言いたいことがあって・・・・
2つ・・・・。

一つは颯人に告ったよ。
振られちゃった・・・。


好きな人いるかも・・・って
かもって・・・・グスッ//


でもそう言ったときの顔
幸せそうだったの・・・。


だからもういいの。
あたしの幸せなんかより
颯人が幸せになってほしい。」





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