「しょうがねぇ…後で、電話して着替え持ってきてもらうかぁ」 「!」 奥さんに…? 「あ、永井。放課後、補講のことで話があるから美術準備室な」 当たり前だよね。 結婚してるんだし。 「…」 「永井?」 「あ…はい」 自分のしたことに、少し後悔している。 奥さんのことを、聞きたくなかった。 学校にいる間だけは、私の好きな男の人。 そう、思いたいのにー… 現実は、それが許されない片想い。