ピエロと少女と甘い夢

声はそういうと消えていった。

まるで、最初から存在しなかったかのように…。

まるで、少女の空想だったかのように…。

けれど少女は気づいてしまった。

優しい声のせいで、
暖かかったあの声のせいで、
気づいてしまった。

悲しい哀しい現実を。

一人ぼっちより辛い日常を。