ピエロと少女と甘い夢

なにもない。誰もいない。

そんな毎日の中で、声がした。

ふわりと暖かい声がした。

氷がとける。水になる。

水になったものが溢れ出て、
そして雫がおちていく。

声は言う。
『本当に君は一人なの?』

『よく周りを見てごらん。』