「別に形だけで、深くはないから」
深い?
だとしてもーヤダ!
「セックスもお前となんか死んでもしねーから安心しろ」
「"死んでも"って…………」
加方先輩はハァとため息をつき、煙草を上履きの裏で消した。
悔しいけど、めちゃくちゃ絵になる。
私がじっと加方先輩を見てると、急に立ち上がりB棟へ歩き出した。
「ちょっと先輩どこ行くんですか?」
「もう時間。授業始まる。お前を教室まで送ってやるよ」
意外といいやつじゃん。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…