少し前の章でも伝えたが[受け入れてくれないと入れない部屋]はNの家にも最初はあったのだ…
 
Nの家は6LDK
独りでは当然使わない部屋が殆どだか、その中の二つの部屋…
 
その扉の前に立った瞬間にまだ入れない部屋と感じていた
 
何気なくNに聞くと やはり祖父と祖母の部屋…
 
そんな簡単に受け入れて貰えないだろう…
その内に入れるようになれるかな…
 
そんな風に感じながら月日は経っていった
 
ある日、Nが[その部屋]に入って行き私を呼ぶ…
 
私は躊躇しながら扉の前に立った
 
やはり空気が違う…