『大丈夫だよ!怖い感覚無いし、逆にNを心配するような感じだから』
 
と伝えたが怖いのが苦手なNは
『二階の自分の部屋に行こう』と言い私はNの部屋に入る
 
不思議とNの部屋は視線は感じなかった
 
どれ位 話をしていたか…
 
暫くして私はトイレを借りる為、Nの部屋の扉を開けた…
 
その瞬間に亡くなったNの祖父と祖母であろう二人の姿!
 
心の準備をして居なかった私はビックリして咄嗟に扉を閉めてしまった…
 
Nは『どうしたの?』
と聴いてきたが、変に怖がらせる事無いだろうと
『ん?何でも無いよ』と笑いながら答え そっと扉を開ける…
 
居ない…
 
私はトイレに行きNの部屋に戻り何事も無かったように会話を楽しんでいた
 
それが初めてNの家で見えた霊体だった