「岡田、相変わらずモテるね」
真由夏がぽつりと呟く


「うん。」


「あの頃は楽しかったね」

「うん。」


うん。しかいえない私

優真をみると嬉しいけど

過去と重ねてしまうから

もの凄く悲しくなる



「また四人で遊ぼーよっ」

「え……大輝いないじゃん」


「柚のためなら無理やし連れてくる」

ピースしてさわやかに笑う

真由夏……

私、真由夏にどれだけ
助けられたんだろう

感謝してもしきれないくらい
真由夏に助けてもらった