フェンスを乗り越えようと
手を掛けたとき
強い力で引っ張られた
「きゃっ・・・」
「何やってんだ!!」
そこには知らない男の子がいた
「・・あんたに関係ない」
「・・そうかもしれないけど、死ぬのはやめろ」
知らない男の子だったけど
何故かその声は私の中に響き
涙が溢れた