「コト、こんな守り方しか出来なくて、ごめん。

愛してる……」


言ってシュウは、ふっと目を閉じた。同時に、全身の力が抜けたみたいにシュウの身体がクタリとなる。



「シュウ! ダメッ! 起きて、シュウ!」


泣きじゃくりながら、何度も何度も名を呼んだ。