シンクロニシティー

「『知ってる』って……」


「俺が若い女と遊ぶの、仕方ねぇって諦めてんじゃね? ルミコ、俺より十も年上だし」


「じゅう? えっ、ルミコっていくつなの?」


「さんじゅうに(32)」



……ってことは――

レイジは二十歳?


そこにもビックリなんだけど、でも……。



茫然として言葉を失っている私を余所に、レイジは一方的に話を続ける。


「だし、ルミコはルミコで男いてさ。なんか良くわかんねぇんだけど、そいつ、すげぇ借金があって。その返済が終わったら一緒んなろうとか言われたんだと。そんでルミコ、少しでも早く完済できるようにって、今の仕事始めたっつってたわ」


ああ、それでルミコは風俗店で働いているんだ。ということは、その男もそっち系の人かな? ヤクザとかそういう……。


まぁ私には全然関係ないことだけど。