シンクロニシティー

ここで、レイジに何度も抱かれた。でもそれは、私一人じゃなくて。


レイジは複数の女と関係があった。多分……今現在も進行形だ。



ペットボトルを冷蔵庫にしまって、レイジもこちらへ来て私の隣に腰を落とした。そうして右膝を立て、折った腕をそれに引っ掛けた。



「私以外の女の人とは今も……?」

タオルケットも枕も、綺麗に整えてあるベッドに視線をやりながら尋ねた。


もちろん関係は続いているんだろうけど、分かりきったことを敢えて聞いてみたい、そんな気分だった。



「不自由してねぇかな。有り難いことに」

ちょっと遠回しに肯定して、レイジはバツが悪そうに笑う。



「よくルミコにバレないね?」

冗談っぽく言ってやると、「ルミコは知ってる」とレイジは涼しげに返す。


私の視線から逃げるように目を伏せたレイジが、心なしか寂しげに映った。