“大好き”
不意に放たれた
私の声は
賑やかな街に消えていった…



私の想いを
伝えることさえ
許されないのですか??



あなたを廊下で
見つける度に
私の心は踊りだすの…

あなたと話せたなら
嬉しすぎて…


この想い
どうか届いてください…



私も勇気を出すから



あなたは
私のこの想いを知って
どう思いますか??


変わった後輩だと
私を笑いますか??

どうしようか
困り果ててしまいますか??



あなたは
私のこんなにも大きな
想いを知ったら
どんな顔をするかな…


いつも笑っている
その目に
困惑の色が浮かぶだろうね…

眉に皺を寄せて
困ったように
首をかしげてしまうだろうね…



それでも
困るとわかっていても
私はあなたが好きです。

でも
私が1番好きなのは
笑顔のあなたです

だからこの気持ち
あなたに届けることが
できないの…



また街に消えてしまうと
わかっていても
あなたに届けられない気持ちを
呟いてしまう


いつか
届く日は来ますか??





“好きです”