十字架に鎖を




それは甘美で芳醇で…


今まで口にした何よりも、美味。


静かな部屋の中に、喉を血液が通りすぎる音が響く。

それすらも俺を刺激する。


今まで癒えることのなかった喉の渇きが、嘘のように引いていく。