「まなみ〜飲もうぜぇ〜」

と、ドアを開けた途端にこの一言。


「じゃじゃんっ!シャンパン持参で来ちゃいました♪」


と、りさは右手にシャンパンを持ちながら言った。


「持参するまでもなくうちには沢山アルコールあるけどね。」


そう言うと、


「まなみんちにあるシャンパンは安物でしょ?何とあたしが持参してきたのは・・・フェラーリのロゼですよ?」


「マジで?良いの持ってきたじゃん。早く乾杯しなくちゃね♪」


りさは私の親友。


同じお水な商売。


今は働いてる店は違うけど、出会ったのはこの業界だ。