「神子様、離れて下さい!」 後ろから彼が叫ぶのでその場から飛びのく。 すると、同時に狼が爆発した。 「すっご・・・」 巨大狼は木っ端微塵に飛び散り蒸発。 こんな技があるなら私なんていらなかったんじゃ・・・? 「流石神子様!合成魔獣を一撃でやっつけてしまうなんてっ!」 目に涙を浮かべながら言う彼に苦笑。 倒したのアンタでしょうよ・・・・・・。 「はぁ・・・」