剣と魔法と時々笑い。

 
「つまり、私は神様の子供なの?」



「はい!」



「・・・で、でも、私はお母さんのお腹から・・・・・・!」



そんな、有り得ない・・・。



そう思っていても考えてしまう。



目の前で未だに合体し続けている狼達。



これだって有り得ない事。



「躯は人間のものです。しかし、心が・・・魂がそうなのです」



「たま、しい・・・?」



私はそっと胸に手を当てた。