「つまり、私は神様の子供なの?」 「はい!」 「・・・で、でも、私はお母さんのお腹から・・・・・・!」 そんな、有り得ない・・・。 そう思っていても考えてしまう。 目の前で未だに合体し続けている狼達。 これだって有り得ない事。 「躯は人間のものです。しかし、心が・・・魂がそうなのです」 「たま、しい・・・?」 私はそっと胸に手を当てた。