自転車置き場についた私たち。 「ほらよ。」 「ありがとねっ」 自転車のかごにいれるところまでずっと荷物を持っていてくれた先生。 スーパーからさっきの場所まで歩いてほぼ10分。 私たちは自転車に乗らず、ふたりでならんであるいて帰ることにした。 10分間、たわいもない会話をしながら、談笑しあった。 「紗和、ケータイだせる?」 「うん?」 なんだろう? そう思いながらもケータイをだす。 アドレスが送られてきて、その後別れた。