前から貴方には彼女がいると知っていた。


バレー部のキャプテンで、この間アメリカに留学もしていたらしい。


かないっこない。


私には何の取り柄もない。


しいて言うのなら、少しだけ、ピアノが弾ける。


でも所詮それだけ。


貴方の彼女を越えられない。