ハーレム ブラッド

「幸大…その血…」

姫野が言う。

「幸大君…血の涙を流してるよ?」

クーニャが心配そうに言う。


「お前ら…下がってろ。」

「幸大さん…


わかりました。」

咲子が沙羅の側に行く。

皆もそれに続く。


「沙羅…」

ひゅっ!

ビキキッ…

沙羅の傷口を幸大が自分の血液を投げて固め止血する。


「血は止めても、傷口は治らない。

なんとかできないか?」

幸大が言う。

「今だ!」

幸大を後ろから攻撃する敵。


「邪魔だ。」

ザシュンッ!

血のギロチンが吸血鬼の首を切り落とした。


「とにかく、できるだけのことはしてくれ。」

幸大が言う。

「当然だ!!」

マリアが言う。



「ほらよ…」

ピチャン…


3人の吸血鬼の口に球状の血の塊を入れる。


「バカか?

吸血鬼に血を与えるなど…」


「裂け。」

幸大が呟くと同時だった。


ド、ド、ドシュンッ!


吸血鬼の3人は体の内側から大量の血の槍で貫かれた。


「くっ…迂闊に近づけないか。」

吸血鬼たちが立ち止まる。


「そこに立ってる時点で終わりだ。」


吸血鬼たちは幸大の攻撃によりできた血溜まりの上に立っていた。


「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」


吸血鬼たちの断末魔が響く。