『連っ…』

『俺ならもっと気持ちいいことしてやれるぜ?』

『連…』

『なぁっ俺の彼女になれよ?そしたらもっと…』

『連っ!!』

もう昔の連だとか考えてらんない。

気づいたら

パァーンっ……

『いってぇ…』

パーで叩いていた。

『ツ…美来っ!?』

連が手を振りかざした。

もう昔には戻れない…
昔昔って。成長してないのは私なのかな?私が連のそばにもっといれたなら
こんな風にはならなかったのかな?

『おーーい。何してんの?』

後ろから
聞き覚えのある声…

『純…』
連の腕は力無くしたように落ちていった。
『俺の女に何してんの?』

静かだけど…すごく怒った声。
いつからこんなに低音のきいた声になったんだろう。なんかすんごく安心できる。

ふらっ…

『美来っ!?』

2人の驚いた焦った声が聞こえた。
でも なんか眠い。

そのまま私は意識が遠のくのを感じた。