♪~♪~♪
バイオリンの音が近くなってくる。


カサッ
草木を避けながら歩いてくと
そこは
亜美達のいるはずの公園…
でもいない。


『帰ったのかな?』
あぁ私の悪い癖。

そのこえが聞こえたのか
バイオリンを弾いていた男の子が
こちらを振り返った。

街灯に照らされた白銀の髪の毛と
白い素肌。
程よくついた筋肉とYシャツから
見える鎖骨…ー。

『ってあたし変態っ!』
またまた悪い癖。