暗い夜道を抜けて ちょっと走った先には
『原っぱ?』

さらさらと揺れて胸のあたりまで延びてる 草木。
その原っぱはとても見晴らしがよくて
夜空がとても綺麗で。

ぼーっとしている間にも
純君は私の手を掴んだまま
無言で歩き続ける。