「じゃーなー」 「おう!」 友達が電車を降りていった。 俺はここから、家まで一人になる。 誰かと居るのは嫌いじゃない。でも1人でいるのもまた、嫌いじゃない。 俺はこのまま、終点まで乗り、乗り換えをして、さらにそこから4つ、駅を過ぎなければならない。