「げッ………」


今日も屋上に来た私の第一声。


「よお」


待ってましたと言わんばかりなアイツ。


まさか今日もいるとは……


正直思ってた。


あれから私が屋上に来るたび、コイツは既にいる。


「そろそろ名前さー…「嫌」


日課のように毎日毎日私の名前を聞いてくる。