「和奈!!」


放課後になっても元気にならない和奈が心配になった私。


思いきって和奈に聞いてみることにした。


「和奈、なんかあった??」


「…優波」


今にも涙があふれそうな大きな瞳。


「え…どうしたの!?」


さすがに私もとまどってしまった。


「優波ー……」


とにかく私の家に来るように言った。