だけど、そんなこと言ってたら…


一生彼氏できなさそう。


「お、いたいた!優波!!」


遠くから近づいてくるその声の主は、


顔を見なくても分かった。


「零先輩!!」


私の元に来た人は、まぎれもなく先輩だった。


「どうしたんですか?」


お昼休みに……


何か用があったのかな??


「単純に顔が見たかった!」


………??