恋愛をしたことがない私は、


どうしたら先輩に喜んでもらえるのかも、


彼カノがどんなものなのかも分からない。


「優波ー」


それでも名前を呼ばれると嬉しくて…


「はい!?」


「こっち来いって!」


先輩の仕草に胸が締め付けられて…


触れられた所はかすかに熱をもつ。