「荷物多くない…?」


苦笑いする零。


「女の子は荷物が多くなっちゃうの」


また2人で一緒にいられる。


朝起きれば隣に零がいて、


学校から帰ればまた零に逢える。


そんな幸せすぎる毎日は、なんだか照れくさい。


「同居って言っても俺の部屋に来ただけだな」


ぽつりと零が呟いた。