「いつまで寝てるんだ、神崎!!」


「…!?」


バッと起き上がった私の前には和奈がいた。


「なんだ…。驚かせないでよ」


大学生になった私は、それなりに大学生活を楽しんでいた。


どこか、物足りなさも感じて。


「へへっ、作戦成功!!」


そう言うと、和奈は私の隣に座った。