俺の1つ上の先輩を俺は好きになった



告白、をするつもりはサラサラなかった


だって男同士だし



話もしたことないし


だから、どうってこともないのだけど



けど、先輩を目の前にして気持ちがダラダラと零れ落ちる



「俺...先輩の事........。」


言おうとして気がついた


こんなこと、駄目だって


「すみません....っ!!」



と俺が先輩に背を向け走り出そうとした時


俺より少しでかめの手が俺の腕を掴む


「俺はお前が好きなんだ____」と



五年前のあの日から歯車は動き出す



365日が5年たった今も



君だけを想い続けてる