少し進むと別の部屋があってそこに私と瑠璃さんが座る。

「姫乃ちゃんはモデルになる気ある?」
いきなり聞かれたからびっくりして、
「え!?えっと…私なんかがなれるのかなとは思います…。」
そう答えた。そしたら
「私はね、姫乃ちゃんにMiiの専属モデルになってほしいの。もしモデルになる気があるならの話ね?だから姫乃ちゃんの気持ちを優先したいな」
優しくそういう。
「私、モデルになります。海星くんみたいになりたいです」
瑠璃さんの目をまっすぐ見てそう答えた。
「嬉しいわ。さっそくだけど今日1人休みのモデルがいてね?その空きにはいってほしいのよ。いきなりで悪いんだけど…」
瑠璃さんは申し訳なさそうに言う。
「が…頑張ります!」
緊張気味に私は答えた。
内心大丈夫かなぁ…とも思ったけど、海星くんみたいになりたいから。
頑張ろうって思う。


しばらくして海星くんのところに戻った。
「海星、姫乃ちゃんMiiのモデルなってくれるって」
嬉しそうにそう伝えた。
「まじで?姫乃と一緒かぁ」
微笑みながらそう呟く。
私は海星くんと近づけた嬉しさでいっぱいになっていた。
「それじゃあ、他のモデルの子に伝えにいくかぁ」
瑠璃さんに連れられてまた別の部屋にいった。