「やっ!ちょっ!」
ネットに絡まり、ジタバタと暴れる月姫。
「何か悪者みたいで気が引けるが…」
ヘルメットの下、くぐもった声で疾風が言う。
「このまま生徒会室に連行させてもらう。生徒会長の噂を流布する奴はとりあえず出頭させろって言われてんでな」
踵を返そうとした疾風。
そんな彼に。
「うおっ!」
龍太郎の飛び後ろ回し蹴り!
速いとはいえ、所詮は人間の動き。
疾風はパワードスーツの自動回避機能を利用して蹴りを避ける。
が。
「機械だけに融通は利かねぇやな」
その隙を突いて、宜虎は木刀の一撃で疾風の左腕…捕獲用ネットの連結部を破壊する!
「きゃ!」
ネットから解放される月姫。
「発明ばっかで機械に頼りきりなのもよくねぇやな」
宜虎はニヤリと笑みを浮かべた。
ネットに絡まり、ジタバタと暴れる月姫。
「何か悪者みたいで気が引けるが…」
ヘルメットの下、くぐもった声で疾風が言う。
「このまま生徒会室に連行させてもらう。生徒会長の噂を流布する奴はとりあえず出頭させろって言われてんでな」
踵を返そうとした疾風。
そんな彼に。
「うおっ!」
龍太郎の飛び後ろ回し蹴り!
速いとはいえ、所詮は人間の動き。
疾風はパワードスーツの自動回避機能を利用して蹴りを避ける。
が。
「機械だけに融通は利かねぇやな」
その隙を突いて、宜虎は木刀の一撃で疾風の左腕…捕獲用ネットの連結部を破壊する!
「きゃ!」
ネットから解放される月姫。
「発明ばっかで機械に頼りきりなのもよくねぇやな」
宜虎はニヤリと笑みを浮かべた。


