天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ

「いやいやいやいや…」

とか何とか言いながら、いそいそと割烹着を脱ぐヴリトラ。

当たり前のように美葉達が座るテーブルに着席する。

何馴染んでんだお前。

「情報が必要ならぁ、捜索隊諜報員の俺の仕事だねぇ」

「別に呼んではいないのだがな…」

呆れ顔の遥。

「えーっとぉ、ノルディック星から来た宇宙人で地球の監査目的で天神学園に滞在…」

(それ誰の情報ぉおぉぉおぉおおぉっ?)

皇帝涙目。

「ああ、いっけねぇ、これ別の人の情報だった」

天スポ編集長恐るべし。