天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ

そんな攻撃をどのくらいの間続けただろうか。

しばらくして。

「…………」

疾風は着地する。

目の前にはすっかり呼吸を荒げた龍太郎。

どれだけ彼が頑丈だろうと、もう反撃の余力は残っていないかのように見えた。

このままヒット&アウェイを続けていても、確実に勝てる。

しかし。