先程のパンチの比ではなかった。
廊下を抉り取り、コンクリートの壁にめり込んで、吹き飛ばされた龍太郎はようやく止まる。
「やっべ…やり過ぎたか」
着地する疾風。
多少の怪我は仕方がないと思っていたが、これは少々派手に殴りすぎたか。
「すまねぇ龍太郎、今救急車を…」
パワードスーツに装備された通信機を利用して119番通報しようとする疾風。
しかし。
「サンダーハリケーンパンチ…?」
呟きながら、龍太郎は立ち上がった。
あちこちに擦り傷やら打撲痕が見える。
だがそれを意に介する事なく。
「かっけぇ名前だな!」
龍太郎は厨二病を丸出しにした。
廊下を抉り取り、コンクリートの壁にめり込んで、吹き飛ばされた龍太郎はようやく止まる。
「やっべ…やり過ぎたか」
着地する疾風。
多少の怪我は仕方がないと思っていたが、これは少々派手に殴りすぎたか。
「すまねぇ龍太郎、今救急車を…」
パワードスーツに装備された通信機を利用して119番通報しようとする疾風。
しかし。
「サンダーハリケーンパンチ…?」
呟きながら、龍太郎は立ち上がった。
あちこちに擦り傷やら打撲痕が見える。
だがそれを意に介する事なく。
「かっけぇ名前だな!」
龍太郎は厨二病を丸出しにした。


