あたしと美由紀は無事お目当ての青いソファを買い、
もうあたしたちの部屋に戻ったところだった。


美由紀は疲れたから寝る、って言って自分の部屋に引っ込んだ。


あたしは大きく息をはきながら、買ったばかりの青いソファにもたれた。


あたしの全部を優しく包み込んでくれるようで、心地よかった。

青い空の上を漂うような。


けれど、その安らぎは携帯の着信音によって遮られた。

～♪


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「え？」

あたしは驚いた。だって、開いたメールには、こうあったから。

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題：日南涼介です

本文：メアド変更しました♪
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