そうなんだ。
美由紀と井上君、付き合ってたんだ。
「北条。浮かない顔してるけど、どうしたの?」
「え?」
「もしかしてさ、一樹のこと好きだったりした?」
「あたし、井上君のこと好きなの?」
そうなの?
「お、俺に聞かれても分からないよ」
少し日南君はあせっていた。そりゃそうか。
あたしってばかだなぁ。
あたしは日南君のことが好きなんだから。自分でも笑っちゃうよ。
.
.
.
「日南君ってさ、美由紀のこと好きなの?」
「好きじゃないよ。てゆうか俺の友達の彼女だし」
突然のあたしの質問に、日南君は目を丸くしていた。
「…そうだね。変なこと聞いてごめん」
今日のあたし、なんだかおかしい。
胸がちくちく針で刺されたように痛む。
.
この痛みは、何?
どうやったら治るの?
.
.
.
.
.
.
.
誰か、あたしに教えて…。
美由紀と井上君、付き合ってたんだ。
「北条。浮かない顔してるけど、どうしたの?」
「え?」
「もしかしてさ、一樹のこと好きだったりした?」
「あたし、井上君のこと好きなの?」
そうなの?
「お、俺に聞かれても分からないよ」
少し日南君はあせっていた。そりゃそうか。
あたしってばかだなぁ。
あたしは日南君のことが好きなんだから。自分でも笑っちゃうよ。
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「日南君ってさ、美由紀のこと好きなの?」
「好きじゃないよ。てゆうか俺の友達の彼女だし」
突然のあたしの質問に、日南君は目を丸くしていた。
「…そうだね。変なこと聞いてごめん」
今日のあたし、なんだかおかしい。
胸がちくちく針で刺されたように痛む。
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この痛みは、何?
どうやったら治るの?
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誰か、あたしに教えて…。
