そんなある日たまたまもらえた休みの日に

彼の家へ行った。

彼は仕事だから夕飯を作ってまっていよう

喜んでくれる彼の姿が思い浮かんだ。

だけど、彼は帰ってこなかった。

そのままあたしは彼のベットで寝てしまった。

朝おきたけど

彼が帰ってきた形跡はない。

電話をしてみる。

しばらくコールが鳴ってでた。


「もしもし?」


女の人の声だった・・・。

一瞬で息が苦しくなった

何も言えず電話をきる

すぐに着信の文字・・・

高鳴る心臓の音に深呼吸をして

電話にでる


「もしもし??ごめん!今仕事中!」


「あ、ごめん、」


「また休憩中に掛けなおすな!」


聞けなかった。

さっきの女の人は誰って・・・

きっと仕事中だから

同僚の人とかだよね

そう自分に言い聞かせた。

結局彼の休憩時間に電話は

かかってこなかった。