「今日はほんまありがとなぁ」 「おぅ、じゃあ又明日な。」 「また明日ー」 ガチャ ここは俺の家。 稜条は俺の家からは遠い、だから俺は独り暮らしをしている。 家でじっとしていると嫌なことばかり考えてしまう… 亜弥を信じたいのに、自分に自信がないせいで信じることができない。 いつか離れていくんじゃないか…。 そんな事ばかりが頭の中を埋め尽くしてゆく。